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教員紹介(教員からのメッセージ)

吉村 浩一(よしむら ひろかず) 教授

専門領域

知覚・認知心理学

研究テーマ

逆さめがね着用などによる変換された視覚世界への順応過程の研究。心理学研究法。アニメーションにおける動きの研究。博物館・科学館における科学的思考を促すイベントの開発。

主な業績・著書

運動現象のタキソノミー:心理学は“動き”をどう捉えてきたか/鏡の中の左利き:鏡像反転の謎/逆さめがねの左右学/知覚は問題解決過程:アーヴィン・ロックの認知心理学/逆さめがねが街をゆく/こころの言葉:心理学の言語・会話データ/3つの逆さめがね[改訂版]:変換された見えの世界への冒険

所属学会などの学外活動

日本心理学会、日本基礎心理学会、日本認知心理学会、日本アニメーション学会、日本展示学会

メッセージ

心理学は心の働きを見つめる学問ですが、考えてみれば人文・社会系の諸科学はどれも心の働きを扱っています。そのような中にあって心理学は、データを生成し、そのデータに基づいて心の働きを研究することを特徴としています。“データの生成”、これはたやすいことのようですが、他の人を納得させうるデータを生み出すには、適切な方法を用いなければなりません。これまで心理学は、そのための方法をさまざま考案してきました。それらをしつかり学ぶことを通して、根無し草に終わらない力を身につけてもらえることを願っています。

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高橋 敏治(たかはし としはる) 教授

専門領域

精神保健学、生理心理学、睡眠科学、時間生物学、精神医学

研究テーマ

時差症候群とシフト勤務に関係する精神作業能力やP300の変化、サーカデイアンリズム睡眠障害

主な業績・著書

「精神疾患による不眠」(千葉茂編、脳とこころのプライマリケア5.pp571-579, (株)シナジー 、2012年)/「時差障害・交代制勤務障害」(野沢胤美編、睡眠医学アトラス―検査と臨床―,42-48, 東興交易(株)医書出版部、2012年)/「時差症候群(時差ぼけ)の概念と対策」(こころの臨床a・la・carte 30, 363-367,2012年)

所属学会などの学外活動

日本宇宙航空医学会、日本睡眠学会、米国睡眠学会、日本時間生物学会、日本生理心理学会、日本精神神経学会 ほか

メッセージ

大学院では、精神生理演習、精神保健特論を担当しています。脳波や事象関連電位などの生理的なアプローチから、こころの現象に関連した脳や身体のエビデンスを探求しています。睡眠覚醒、生体リズム、ストレス関連の問題を正常から臨床の問題まで、幅広く研究しています。これらの問題は、生活習慣病やメンタルヘルスの増悪因子として、従来以上に注目されている分野です。この分野の最新のトピックスを研究しながら、健康増進を図る戦略を検討しましょう。

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渡辺 弥生(わたなべ やよい) 教授

専門領域

発達心理学、発達臨床心理学、学校カウンセリング

研究テーマ

社会性や道徳性の発達メカニズムの解明/いじめなどの対人関係における問題の予防と心理教育プログラムの開発・展開(学校予防教育)/ソーシャルスキルトレーニング教育、VLF思いやり育成プログラムの実践/ストレスに対するコーピング及びレジリエンスの研究/育児不安の低減と子育てへの親のかかわりのサポート/感情リテラシーの教育

主な業績・著書

『子どもの「10歳の壁」とは何かを考える』(光文社、2011)/『世界の学校予防教育』(金子書房、2013)/ 『Best Practices in School Crisis Prevention and Intervention 2nd edition 』(National Association of School Psychologists 、2012)/『絵本で育てる思いやり』(野間教育研究所、2011)/『11歳の身の上相談』(講談社、2008年)/『原著で学ぶ社会性の発達』(ナカニシヤ出版、2008年)/『親子のためのソーシャルスキル』(サイエンス社、2005年)/「大学生におけるソーシャルスキルの自己認知と初対面場面での行動との関係」(教育心理学研究,56(3),364-375 2003)/「中学校における社会的スキルおよび自尊心に及ぼすソーシャルスキルトレーニングの効果―中学校および適応指導教室での実践」(カウンセリング研究,36(3), 195-205 2003)/幼児・児童における分配の公正さに関する研究(風間書房、1992)

所属学会などの学外活動

日本心理学会、日本教育心理学会、日本発達心理学会、日本学校心理学会、日本保育学会、日本カウンセリング学会、日本心理臨床学会、International School Psychology Association、Association For Moral Education、American Psychological Association、National Association of School Psychologists、講談社野間研究所非常勤所員

メッセージ

発達心理学、発達臨床心理学、学校カウンセリングに興味のある方、大歓迎です。他人と自分との違いを認めながら、互いに協力し心地よい関係を築く社会性や、互いのwell-beingや尊厳を認めていく道徳性はどのように育まれるのでしょうか。こうした発達的なメカニズムについてのエビデンスを明らかにしたいと思っています。
同時に、こうしたエビデンスを基にして、いじめや他人関係のトラブルを予防する対策として、ソーシャルスキル教育や思いやり育成プログラムなど子どもたちの健全な発達に貢献する支援の方法を一緒に考えていきたいと思っています。
理論から実践へ、実践から理論へのサイクルを生かして、社会に還元できる学びを追及したい人、好奇心が強くて、フィールドに興味がある人、ぜひ一緒に研究しましょう。

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福田 由紀(ふくだ ゆき) 教授

専門領域

言語心理学、教育心理学

研究テーマ

浅い処理からみた文章理解モデル、コミュニケーションにおける言語活動の役割

主な業績・著書

Morishima, Y., Fukuda, Y., & Tsunemi K.(2013). Are Emotion Inferences Context-Driven or Locally Evoked? The 23rd Annual Meeting of the Society for Text and Discourse, 52-53. Valencia, Spain./「活用できる知識の構造とその育成(初等教育資料,898,20-23.)」/「言語心理学入門ー言語力を育てるー(編者,培風館,2012年)」/「認知心理学からみた深い理解」(指導と評価,58,8-11.2012年)/「心理学要論ーこころの世界を探るー(編者,培風館,2010年)」

所属学会などの学外活動

日本心理学会、日本教育心理学会、日本読書学会、日本認知心理学会、日本認知科学会

メッセージ

主要な研究は文章理解モデルの構築です。どうして読解力に差があるのか、どうして文字を読むだけでビビッドなイメージや強い感動がわき起こるのかなどなどが中心的なテーマです。それに付随して、どうしたら効果的に読めるか、文章理解が苦手な人の支援などが周辺テーマです。
以上のテーマに興味ある方を募集します。また、それ以外でもことば関連する研究も大歓迎です。指導している学生の中には、例えば、相手を不快にさせないで断る言葉の使用法など語用論的な研究をしている人もいます。

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島宗 理(しまむね さとる) 教授

専門領域

行動分析学

研究テーマ

学校や企業、施設や地域など、組織における行動マネジメントについて研究しています。
問題解決や目標達成のために要となる標的行動を探し出し、これを制御する変数を実践的、実験的にみつけていく応用行動分析学の研究方法を採用しています。

主な業績・著書

対人支援の行動分析学―看護・福祉・教育職をめざす人のABA入門(共著、ふくろう出版、2008年)/インストラクショナルデザイン―教師のためのルールブック(米田出版、2004年)/パフォーマンス・マネジメント―問題解決のための行動分析学(米田出版、2000年)

所属学会などの学外活動

日本行動分析学会、日本心理学会、日本教育心理学会、特殊教育学会

メッセージ

パフォーマンスマネジメントやインストラクショナルデザインについて学び、それを学校や企業など、社会で活かすことに興味がある方々を歓迎します。行動分析学から、発達臨床、学校コンサルテーション、組織行動マネジメント、広告/消費者行動などに取り組みたい人はぜひ受験して下さい。

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越智 啓太(おち けいた) 教授

専門領域・研究テーマ

犯罪心理学、特に犯罪捜査における心理学の応用について研究している。犯行形態からの犯人の属性の推定、居住地、次の犯行地点の予測、目撃者・被害者の証言の信頼性の査定、生理学的手法・心理学的手法を使用した虚偽検出、エビデンスに基づいた防犯対策・テロ対策等

主な業績・著書

「犯罪心理学」(朝倉書店、2007年)/「犯罪捜査の心理学」(化学同人、2008年)/「法と心理学の事典」(朝倉書店、2009年)

所属学会などの学外活動

日本心理学会、日本犯罪心理学会、日本社会心理学会、日本パーソナリティ心理学会ほか

 

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藤田 哲也(ふじた てつや) 教授

専門領域

記憶、認知、動機づけ、学習、教育

研究テーマ

人間の記憶を中心とした認知メカニズムに関する基礎研究と、学習場面における動機づけと学習方略との関連を中心とした教育への応用研究が最近のテーマです

主な業績・著書

「潜在記憶と行為の記憶に関する研究」(風間書房、2001年)/「絶対役立つ教育心理学 実践の理論,理論を実践」(編著、ミネルヴァ書房、2007年)/「絶対役立つ教養の心理学 人生を有意義にすごすために」(編著、ミネルヴァ書房、2009年)/「絶対役立つ教養の心理学 展開編 人生をさらに有意義にすごすために」(編著、ミネルヴァ書房、2013年)

所属学会などの学外活動

日本心理学会、日本教育心理学会、日本認知心理学会、日本基礎心理学会、日本教育工学会、初年次教育学会

メッセージ

主として実験法を用いた記憶・認知領域の基礎研究に興味がある方には、文献展望および実験計画の立案から分析法まで一貫した綿密な指導をします。いくら着想がよくても、方法が不適切だと研究として高い評価を得ることは難しいのです。また応用面では、学校教育に限らず学習全般における動機づけや学習方略に関心がある方や、より実践的な教育方法・学習指導法に興味がある方とは、単なる経験則ではなく理論的な背景を持ち、実用性の高い「学び方・教え方」について共に研究していきたいと考えています。

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田嶋 圭一(たじま けいいち) 教授

専門領域

言語心理学・実験音声学・認知科学

研究テーマ

音声言語の知覚・産出・学習に関する実証的研究

主な業績・著書

田嶋圭一・川上紗代子(2009).依頼に対する回答の仕方が話し手の性格印象に与える影響--回答表現の直接性と間の取り方に注目して,法政大学文学部紀要,60,147-158/田嶋圭一・田中邦佳・馬塚れい子(2008).母親特有の話し方は日本語リズムの獲得に役立つか? : 対乳児音声における特殊拍音素の分布から,電子情報通信学会技術研究報告,SP,音声 108(116),99-104/Tajima, K.,Kato, H., Rothwell, A., Akahane-Yanada, R., &Munhall, K. G. (2008).Training English listeners to perceive phonemic length contrasts in Japanese. Journal of the Acoustical Society of America, 123, 397-413.

所属学会などの学外活動

日本音響学会、日本音声学会、日本言語学会、日本認知心理学会、Acoustical Society of Americaほか

メッセージ

言語の運用や学習に関わる疑問に心理学的な観点から迫る言語心理学を専門としています。特に、母国語や外国語の話し言葉の産出・知覚・学習過程に興味があります。担当授業では、日頃から無意識に使っている言語の様々な側面を意識化することを目的に、言語学や音声学について講義を行ったり、言語に関わる心理学的研究を学生自らが考案・実施しています。言語学や心理学といった個々の分野の見方にとらわれない広い視野と問題解決能力を養ってもらいたいです。