教員紹介(教員からのメッセージ)

安孫子 信(あびこ しん) 専担教授

専門領域

フランス哲学・フランス思想史

研究テーマ

実証性の哲学的検討。17世紀から19世紀に至るフランス思想史の流れの中で、科学的実証性と哲学との鬩ぎ合いの諸相を考察する。デカルト、パスカル、コント、ベルクソンの研究。

主な業績・著書

Bergson, le Japon, la catastrophe (Annales bergsoniennes VI, éds, PUF)/Dissémination de l’évolution créatrice (éds, OLMS))/『デカルトをめぐる論争』(共編、京都大学学術出版会)/『ベルクソン読本』(共編、法政大学出版局)/『社会の哲学』(共著、中央公論新社、哲学の歴史8)/デュエム『物理理論の目的と構造』(共訳、勁草書房)

所属学会などの学外活動

日本哲学会、日仏哲学会、日本科学哲学会、関西哲学会

メッセージ

法政大学大学院哲学専攻では、2009年から毎年春に、ヨーロッパ共同体(EU)のエラスムス・ムンドゥス教育課程《ユーロ・フィロソフィ・プログラム》の授業(1セメスター分)を、ヨーロッパから派遣の修士課程生相手に実施しています。(詳しくはhttp://hitec.i.hosei.ac.jp/~ERASMUS/)この授業は法政大学の哲学専攻生にも開かれていて、ここで修了に必要な単位の取得も可能です。ヨーロッパからの学生たちに混じり、同じ教室でヨーロッパ哲学を学ぶという、知の冒険に参加すべく、一人でも多くのチャレンジャーが、法政大学大学院哲学専攻の扉をたたいてくれることを期待しています。

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伊藤 達也(いとう たつや) 専担教授

専門領域

人文地理学

研究テーマ

水資源研究(ダム・河口堰問題)、環境政策論、地域経済論、地域社会論

主な業績・著書

著書:伊藤達也(2005)『水資源開発の論理-その批判的検討-』成文堂/伊藤達也(2006)『木曽川水系の水資源問題-流域の統合管理を目指して-』成文堂/伊藤達也(2012)「木曽川水系の水資源利用・管理システムの特徴と問題点(上・下)」『水利科学』323、325

所属学会などの学外活動

経済地理学会、日本地理学会、水資源・環境学会

メッセージ

大学院は何よりも研究に取り組む場所です。修士課程の2年間、博士課程の3年間、自らの研究テーマにひたすら没頭できる状況を作りあげてください。
まずはあなたの研究姿勢が問われます。そして大学院は自らの人間性を成長させる場所でもあります。周りの学生や教員との共同作業、良い意味での競争、刺激の与えあいは、自らが一人で研究をしているのではなく、社会の一員として、また多くの協力の中で研究が行われていることを気づかせてくれます。
人間として成長できるのが大学院の最大のメリットです。研究に没頭したい人、人間としてより成長したい人の入学をお待ちしています。

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小口 雅史(おぐち まさし) 専担教授

専門領域

日本古代中世史 日本北方史 日中比較史 電子史料学 国際日本学

研究テーマ

日本古代社会経済史、日中比較律令法史、敦煌吐魯番出土文書研究 古代中世日本のなかの異文化

主な業績・著書

編著『内閣文庫所蔵史籍叢刊』(汲古書院、2012年~)/編著『海峡と古代蝦夷』 (高志書院、2011年)/編著『エミシ・エゾ・アイヌ』『北東アジアのなかのアイヌ世界』(以上、岩田書院、2008年)/「近時の在欧吐魯番出土漢文文書の整理・公開等をめぐって」(『古文書研究』66、2008年)/「『在ベルリン吐魯番出土漢文世俗文書総合目録』のその後―FileMakerによるDatebaseのWeb公開の一例として」(『漢字文献情報処理研究』8、2007年)/編著『北の環日本海世界-書きかえられる津軽安藤氏』(山川出版社、2002年)/編著『津軽安藤氏と北方世界-藤崎シンポジウム「北の中世を考える」』(河出書房新社、1995年)

所属学会などの学外活動

法政大学史学会、史学会、木簡学会、法制史学会、東北史学会、弘前大学国史研究会、北海道・東北史研究会、日本古文書学会、漢字文献情報処理研究会 他

メッセージ

日本史学を大学院で学ぶことは、学部での勉強とは大きな落差があります。大学院に進んで初めて、史料の行間を読むことが出来るようになり、本格的に自分の意見を広く公表することが可能になります。その成果が直結する(あるいは成果を還元できる)資格や職場もあります。教員や博物館、公務員などでなくても、そうして培われたた社会を見る目を生かせる職場はたくさんあります。皆さん、こうした人文科学の世界に飛び込んでみませんか。

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尾谷 昌則(おだに まさのり)専担教授

専門領域

言語学(認知言語学)、日本語の文法論・意味論・語用論

研究テーマ

若者言葉に見られる統語構造や意味の変化・拡張

主な業績・著書

「アマルガム構文としての『「全然」+肯定』に関する語用論的分析」(『言葉と認知のメカニズム』pp.103-115. ひつじ書房、2008 年)/ 「構文文法の歴史的背景と今後の展望」(『人間情報学研究』第 11 巻、pp.25-43. 2006 年)/「接続詞ケドの手続き的意味」(『語用論研究』第 7 号, pp.17-30. 2005 年)/『構文ネットワークと文法 ―認知文法論のアプローチ』(共著、研究社、2011 年)

所属学会などの学外活動

日本言語学会、日本認知言語学会、日本語用論学会、日本語文法学会

メッセージ

若者言葉などを観察していると、統語構造や意味構造の面白い変化や拡張に気づくことがあります。そのような現象を研究することで、文法論・意味論・語用論などの言語理論に寄与できるような研究を目指します。

個人サイト

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川﨑 貴子(かわさき たかこ) 専担教授

専門領域・研究テーマ

第二言語習得・音韻論・応用言語学

主な業績・著書

Kawasaki,T.&J.Matthews 2012. Processability of Acoustic Cues in the Perception of L2 Speech. 12th International Symposium on Processability Approaches to Language Acquisition, Ghent University. /川﨑貴子 2011. 「カタカナ代用による第2言語音知覚調査」『法政大学文学部紀要』 第63号pp.29-37./川﨑貴子、田中邦佳 2012.「L2 英語摩擦音の知覚における高周波数帯域情報の利用」『法政大学文学部紀要』第65号 pp. 63-70.

所属学会などの学外活動

日本第二言語習得学会・International Speech Communication Association, 日本音韻論学会

メッセージ

私は言語学、中でも第二言語習得理論、および音韻論を専門としています。言語学は言語教育以外はもちろん、研究者個人の視野の広げ方次第で様々な分野に応用可能な学問です。言語データを科学的に分析する手法・問いに対する答えを見つけるための方法論を学んでいただきたいと思います。

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小秋元 段(こあきもと だん) 専担教授

専門領域・研究テーマ

日本中世文学、書物の歴史と書物をめぐる文化史、日中比較文学

主な業績・著書

『太平記・梅松論の研究』(汲古書院、2005年)/『太平記と古活字版の時代』(新典社、2006年)/「古活字版の淵源をめぐる諸問題―所謂キリシタン版起源説を中心に―」(『研究成果報告集 国際日本学』第8号、2010年)/「慶長年間における古活字版刊行の諸問題」(大澤顯浩編著、学習院大学東洋文化研究叢書『東アジア書誌学への招待』第2巻、東方書店、2011年)

所属学会などの学外活動

中世文学会、全国大学国語国文学会、説話文学会、軍記・語り物研究会

メッセージ

授業では、多くの留学生たちと日本の古典文学を読んでいます。最初は難解であった古典も、読み慣れてくることにより、その味わいが徐々に理解できるようになります。そうして得た知見と自国の文学・文化に対する知識を重ねあわせ、オリジナルな研究論文が書けるよう指導します。もちろん、留学生以外の学生さんの参加も大歓迎。

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小林 ふみ子(こばやし ふみこ) 専担教授

専門領域

日本近世文学 日本近世文化

研究テーマ

近世中期~後期の(都市としての)江戸の文化。とくに天明狂歌や戯作周辺

主な業績・著書

『天明狂歌研究』(汲古書院、2009年)/(浅野秀剛監修)『別冊太陽 北斎決定版』解説(平凡社、2010年)/「北斎画『絵本隅田川両岸一覧』の刊年をめぐって」(『詩歌とイメージ』勉誠出版、2013年)/「やわらぐ国」日本という自己像」(『国際日本学研究叢書16 日本のアイデンティティ―形成と反響』 法政大学国際日本学研究所、2012年)/「自意識と憧憬と―長崎における江戸文人大田南畝の中国意識を例に」(『国際日本学研究叢書15 地域発展のための日本研究』法政大学国際日本学研究所、2012年)/「狂歌絵本『潮干のつと』」(『鳥獣虫魚の文学史4 魚の巻』三弥井書店、2012年)

所属学会などの学外活動

日本近世文学会 国際浮世絵学会 日本文学協会 和漢比較文学会

メッセージ

江戸がもっとも「江戸」らしい文化を生み出した18世紀後半~19世紀初めの文化に惹かれて研究してきました。「文学」であるとか、「美術」であるとか、「思想」であるとか、そんな区別がなかったのが江戸時代です(「学問」はありましたが)。残された言葉や画像から何を読み取ることができるのか、それを生み出した人々は何を考えていたのか、何がしたかったのか――そんなことを皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

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米家 志乃布(こめいえ しのぶ) 専担教授

専門領域

人文地理学(歴史・文化・観光)

主な業績・著書

「描かれた植民都市‐近代札幌を事例として」 2008年/中西僚太郎・関戸明子編『近代日本の視覚的経験』ナカニシヤ出版/「20世紀前半のシベリア・極東におけるロシア植民都市と地図作製」 2011年/法政大学文学部紀要第62号/「ベーリングの第一次カムチャツカ探検とシベリア図」 2012年/法政大学文学部紀要第64号/「地図から見る近世日本意識の変遷と『蝦夷地』」 2012年/国際日本学9号

所属学会などの学外活動

人文地理学会、歴史地理学会、日本地理学会、国際地図学会

メッセージ

何気ない風景にも、必ず歴史があります。歴史地理学は、現代社会の風景のなかにある歴史を見る目を養う学問です。その素材として、古地図や写真・風景画なども使います。また、現在と過去をつなげて考え、過去の遺産の保存活用から、現代の観光業と歴史の関係も重要です。歴史地理学だけでなく、観光地理学、町並み保存や世界遺産、文化的景観などに興味のあるみなさん、一緒に日本や世界各地の風景・景観の意味を研究しましょう。

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坂本 勝(さかもと まさる) 専担教授

専門領域

上代文学

研究テーマ

古事記・万葉集を中心とする上代文学研究

主な業績・著書

『古事記の読み方』(岩波新書、2003年)/「亡き人に逢える島―万葉集巻一六・筑前国志賀白水郎歌を読む」(『法政大学文学部紀要』2008年)/「鴨山と石川の詩心―柿本人麻呂臨死自傷歌群について―」(『日本文学誌要』2008年)

所属学会などの学外活動

上代文学会、古事記学会、日本文学協会

メッセージ

テキストを徹底的に読むこと、ただし、テキスト内部に閉じこもることなく、時代や社会、風土や環境といった、人間の生活世界に直接つながるテキストの外部に開いた読み方を心がける。古代という時代の特殊性と普遍性を、現代を生きる私たち自身の問題として考えたい。古事記や万葉集が産み出された時代は、時代の大きな転換点だった。古い価値観と新しい価値観が激しく交錯し、そこに生じた精神のドラマは文学作品のみならず、自然と文化のあらゆる「場所」に刻まれている。「伊勢」や「出雲」「熊野」といった聖地の誕生も、そのひとこまである。なるべく広い視野をもって「古代」にアプローチしたい。

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椎名 美智(しいな みち)専担教授

専門領域

文体論、社会言語学、語用論

研究テーマ

近代英語期口語表現の歴史語用論的研究

主な業績・著書

『歴史語用論入門――過去のコミュニケーションを復元する』(共著)(2011)大修館書店/「歴史語用論の新展開:方法と課題」(2009)『月刊言語』2009年2月号66-73、大修館/‘Is Gender an Issue?: Vocative Exchange in Early Modern English Comedies’ (2007) 中尾佳行他編『テクストの言語と読み―池上惠子教授記念論文集―』415-429, 英宝社

所属学会などの学外活動

国際文体論学会、国際語用論学会、近代英語協会、歴史語用論研究会

メッセージ

同じことを言っても、話し手と聞き手の相互関係や文脈によって伝わるメッセージは異なります。KYという言葉をよく耳にしますが、この「K=空気」は「あるシチュエーションにおいて読み取るべきメッセージ」と言い換えることができます。語用論は、こうした言葉の「意味」を探る研究領域です。時代や場所をシフトすれば、歴史語用論や異文化間コミュニケーションなどの領域ともリンクします。私たちは生まれてから死ぬまで言葉を使い続けますし、人と人とをつなぐネットワークの一番の道具は言葉です。理論的にも実践的にも、語用論の研究テーマはつきることがありません。

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謝 茘(しゃ れい) 専担教授

専門領域

中国漢族社会に関する文化人類学的研究

研究テーマ

中国・日本社会の生活文化の比較、地域文化の社会変化と無形文化遺産政策との関係

主な業績・著書

  • 2012「端午節儀式活動伝承主体的社会変化――以中国嘉興市端午民俗文化節與日本相模原市児童節為例」、『文化遺産』2012年03期、広州・中山大学
  • 2009「転生に関わる表象および儀礼的実践」、韓敏編『革命の実践と表象――中国の社会変化と再構築』、東京・風響社
  • 2005「福岡県内の調査事例を通して見た民俗行事の継承と民俗文化財制度の関与」、『自社会研究としての人類学の確立にむけた基礎的研究』研究成果報告書(研究代表者:中西裕二教授)

所属学会などの学外活動

文化人類学会、中国民俗学会、日本民俗学会、比較家族史学会ほか

メッセージ

自文化・異文化とも、共時的な比較の視点から理解し、現地調査を通して当該地域の生活様式や文化の伝承および変化を理解していくところに研究の面白さがあります。これまで葬送儀礼、取り子の慣習、年中行事や祝祭日と無形文化遺産登録との関係などについて調査研究を行ってきました。最近は文化のグローカリゼーションの問題に関心を持っています。大学院で自分自身の研究テーマに興味をもって本気で取り組もうとする人、また、テーマにもよりますが、フィールドワークを意欲的に行いたい人を歓迎します。

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Steven G. NELSON(スティーヴン・ネルソン) 専担教授

専門領域

日本音楽史学

研究テーマ

初期の講式(漢文訓読体の声明の一種)と平家語りの音楽構成法、平安時代の年中行事と音楽、声歌/唱歌~越殿楽謡物~箏組歌の系譜、『源氏物語』・『平家物語』の音楽、日本古典文学の英訳など

主な業績・著書

「英文学になった『源氏物語』―三つの英訳をめぐって―」(伊井春樹編『日本文学研究ジャーナル』2、人間文化研究機構国文学研究資料館、2008年)/「古典文学作品の翻訳―役者は何を目指すべきか―」(法政大学国際日本学研究所編『国際日本学―ことばとことばを越えるもの―』、法政大学国際日本学センター、2007年)/『日本三代実録音楽記事年表』(共著、京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター、2004年)/「藤原孝道草『式法則用意条々』における講式の音楽構成法」(福島和夫編『中世音楽史論叢』、和泉書院、2001年)

所属学会などの学外活動

東洋音楽学会、日本歌謡学会、仏教文学会、中世文学会、International Council for Traditional Music、Musicological Society of Australia、Society of Asian Music、Association of Asian Studies、Asian Studies Conference Japan 等

メッセージ

私は日本の音楽・芸能史を専門とし、特に雅楽・仏教音楽・古典歌謡を研究テーマとしています。
大学院のゼミ(国際日本学演習1)では、古典文学作品と音楽の関わりをテーマとしています。含まれる事柄は1)文学作品における音楽、2)文学作品と同時代の音楽史、及び3)後世の日本古典音楽への影響、といった問題です。現在は『源氏物語』を取り扱っています。
また、国際日本学論文作成実習(英語)を担当しています。学生自身が作成した論文の要旨などを正確で誤解を招かない英語で作成できるようになるのが主な目標です。Native speaker の知識と、英作文を教えた長い経験を活かしながら、細かい添削指導を行なっています。

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濱中 春(はまなか はる) 専担教授

専門領域

ドイツ文学、表象文化論

研究テーマ

1800年前後のドイツ語圏における知の表象史

主な業績・著書

Lichtenbergische Figuren und Wolken. Die Beschreibung des Unbestimmten in den Wissenschaften um 1800. 『社会志林』第 59 巻第 2 号(2012)/„ Seine Manier en Ziczac oder Ziczac à double Ziczac“. Ästhetik der Linie bei Lichtenberg und Hogarth. In:Transkulturalität: Identitäten in neuem Licht. Asiatische Germanistentagung Kanazawa 2008. Hrsg. von Ryozo Maeda. München: iudicium Verlag 2012/「世界という書物における言葉と図像-コメニウスとリヒテンベルクの『世界図絵』-」『社会志林』58 巻 4 号(2012)

所属学会などの学外活動

日本独文学会、日本18世紀学会、Lichtenberg-Gesellschaft

メッセージ

研究上の専門は1800年前後のドイツ文学ですが、言語テクストや視覚的イメージの分析・研究方法を応用して、大学院のゼミ(演習)では近現代の日本における表象文化をテーマにしています。文学や美術のほか、マンガ、アニメ、テレビドラマ、映画などもふくめ、言語や図像・映像によって表現された作品を通して日本文化の諸相について考えてみたいと思います。

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星野 勉(ほしの つとむ)専担教授

専門領域

倫理学

研究テーマ

ヘーゲルの実践哲学、異文化理解の解釈学

主な業績・著書

監訳(R.B.ピピン)『ヘーゲルの実践哲学』(法政大学出版局、2013年)/共訳(G.E.ムア)『倫理学原理』(三和書房、2010年)/編著『外から見た〈日本文化〉』(法政大学出版局、2008年)/編著『国際日本学とは何か? 内と外からのまなざし』(三和書籍、2008年)/論文「ヘーゲルと現代英語圏の哲学」(大橋良介編『ドイツ観念論を学ぶ人のために』世界思想社、2005年)

所属学会などの学外活動

日本イギリス哲学会(現理事、元会長)、日本倫理学会(元評議員)、日本哲学会、日本ヘーゲル学会

メッセージ

驚きから発せられる「なぜ?」という問い、これが哲学の始まりです。「なぜ?」と問うなかで、これまで当たり前のこととして気に留めることさえしなかった事象がまったく新しい相貌のもとに立ち現れてきます。こうして、これまでとは違う、世界、他者、そして、自分自身に改めて出会うことができるはずです。この驚きの現場にともに立ち会おうではありませんか。

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間宮 厚司(まみや あつし)専担教授

専門領域

日本古典語学

研究テーマ

『万葉集』や『おもろさうし』等の語学的研究

主な業績・著書

『万葉集の歌を推理する』(文春新書、2003年8月)、『おもろさうしの言語』(笠間書院、2005年9月)、『沖縄古語の深層』(森話社、2008年6月)

所属学会などの学外活動

日本語学会、万葉学会、沖縄文化協会

メッセージ

日本文学専攻の場合、学部を卒業してすぐに大学院に進学する人、社会人として働きながら研究を続ける人、外国から留学して日本文学や日本語学をきわめようとする人と大学院生の置かれている立場は様々です。日本の文学や言語に興味のある方は失敗を恐れず是非とも挑戦して下さい。人文科学の研究は多くが自己満足の世界です。まだ誰も気づいていない宝を探してみませんか。お待ちしております。

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吉成 直樹(よしなり なおき) 専担教授

専門領域

地理学、民族学・民俗学

研究テーマ

琉球列島文化の形成史、沖縄の「日本」復帰後の沖縄研究史

主な業績・著書

『琉球の成立-移住と交易の歴史』(単著)南方新社、2011 年/『琉球からみた世界史』(共著)山川出版社、2011 年/『古代末期・日本の境界-城久遺跡群と石江遺跡群』(共編著)森話社、2010 年。

所属学会などの学外活動

日本地理学会、日本文化人類学会、日本民俗学会

メッセージ

琉球・沖縄の文化や歴史、日本の民俗などに関心のある学生、またひとつの分野だけでなく、隣接する諸分野にも興味を持って研究できる学生を歓迎します。
留学生の方は、つねに日本語の運用能力を高める努力をしてください。

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