法政大学 大学院

情報科学研究科

情報科学専攻

本研究科は、情報システムを構築する基盤として、知的計算を含む並列コンピューティングやアーキテクチャ、またコンピューティングの上に創られる人工世界のモデルと可視化技術、さらに人工世界システムを現実世界に適応する応用領域から構成されています。
この結果、大学院生はシステム全体の構成とそれぞれの領域における主要な問題発見と問題解決の方法を系統的に学ぶことができます。また、コンピュータ情報技術は先導的、独創的発想とともに、その実践が国際的な規模でほぼ同時に進行して社会構造を大きく変革しており、この黎明期の研究教育においては、常に創造性を涵養する学問的深究と並んで、その成果をソフトウエアやコンピュータシミュレーションによって現実世界へマッピングするプロダクティブなアプローチが不可避です。このため、高度教育研究者育成と並んで、実社会に対応した高度専門技術者養成を図るため、研究領域で得た知識を具現化するためのモノ作りの体験を通して、自主性、創造性を高めるためのIT(情報技術)ファクトリーセミナーを1年次後期および2年次前期に設け、インターネット等を積極的に利用した情報収集とサイバーモデルの構築を目指します。
一方、コンピュータ情報科学が経済、教育、医療など人文科学系、生命科学系に至る社会全体にわたって浸透しつつある現在、非情報科学系の学部教育を受けた学生が、情報技術分野に関する知識研究の幅を広げるため、本研究科へ入学する可能性は今後、より一層高まるものと考えられます。これら非情報科学系の学生を受け入れ、博士前期課程期間内に情報科学に関する先修的知識を効果的に修得するために、先修科目を、原則として1年次前期に開講します。さらに各教育研究領域の教員を中心として、企業、他大学等の経営者、研究者との合同セミナー、共同研究あるいは企業内において、実践的知識の習得と共に、積極的に企業との連携を図る特別研修プログラムがあります。このセミナーでは、技術調査(予測)資料、ソフトウエアプログラム、インターネット上に構築されるサイバーシステム、あるいは論理設計回路等の実践的学習・研究成果物が評価の対象となります。

I.修士課程

コンピュータ情報科学にはコンピューティングに関する要素研究と、コンピュータ上での情報処理問題を扱うコンピュータシステム、さらに社会的ニーズに基づく対象をトータルシステムとして解決するための情報システムの教育研究があります。
本研究科では、学部におけるコンピュータ科学の基礎、構成要素および並列/知的計算領域と、デジタルメディア処理およびサイバーシステム領域からなる2学科(コンピュータ科学科およびデジタルメディア学科)の知識基盤の上に、4つの教育研究領域を構成します。
各教育研究領域は、情報システムの教育研究に軸足を置いています。21世紀サイバーワールド構築の中核技術に位置付けられる(1)並列コンピューティングとアーキテクチャ、(2)ソフトウエアシステム科学、(3)仮想現実モデリング、(4)サイバーワールドの各領域において、高度専門的技術者および研究者を養成します。

II.博士後期課程

コンピュータ情報科学は人工世界と現実世界とを高度に統合する分野の教育研究です。またコンピュータ上に構築される人工世界のモデリングには、今後一層、ヒューマンインタラクティブな感性と実時間条件を満足する必要があるため、極めて高度な研究が要求され、これらが解決されなければ十分な仮想現実世界は達成できません。また新技術の萌芽を見つけ出し、実用化につなげる学術研究は、情報関連産業の振興と新産業創出の要となります。
博士後期課程では、この分野における諸問題を提起し、解決し得る、高度な学術的および技術的専門性を持つ人材を養成することを目指します。

>> 各授業科目の詳細は研究科ホームページをご覧ください。

情報科学研究科ホームページ

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