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総長メッセージ 田中優子新総長から在学生の皆さんへ

2014年04月03日

法政大学総長 田中優子

私は44年前、法政大学に入学しました。その自由な活気は勉強の意欲に火を付け、私は大学に入ってはじめて夢中で勉強しました。まさに「水を得た魚」でした。

大学の勉強とは押しつけられたものではなく、自分で選び自分で行動する、まさに自分で人生をデザインしていくことだったからです。自らもった疑問への回答を、自分で調べながら言葉になるまで創っていくことは、「自分を創っていくこと」でした。

大学で私は江戸文学に出会い、それをずっと続ける決意をしました。道はもちろん平坦ではなく、失敗も挫折もありました。しかし、やめませんでした。社会の動きにも関心を持ち続けました。私はこの法政大学に、人生の基盤を与えられたのです。

在学中、みなさんはひとりひとり、それぞれの道を歩みます。法政大学は、皆さんが充分に能力を身につける仕組みを、すでにもっています。教職員は、皆さんひとりひとりと向き合って、より良い選択ができるよう、日々尽力しています。しかしこの、生涯に二度とやって来ない貴重な大学生活を過ごすのは、あなた方自身です。

皆さんが卒業なさるころ、仕事の舞台は世界に広がっています。法政大学の教職員は皆さんが世界のどこに行っても生きて行かれるように、あるいは、どのような環境にあっても、自ら学び自ら考える力を得られるように、導こうとしています。そのために私たち自身も、成長しようとしています。ですから、一緒に歩んで下さい。悔いのない充実した大学生活を過ごして下さい。その年月は必ず、あなたがたの未来の、しっかりした基盤になります。

法政大学総長
田中優子