2018年度

6月

2018年度

6月29日(金)

今年度から新しいメンバーも加わったブランディング推進チームの会議があり、挨拶させていただいた。職員を中心とするブランディング推進があってこそ、ブランディングは継続し、社会との約束も果たすことができる。ブランディング・プロセスは大学の重要な仕事のひとつだが、同時に、新しい世界に向かって行く試みである。ぜひ楽しんで欲しい。
法政大学募金ウェブサイトで公開する「―総長メッセージ―大学への支援をお考えのみなさまへ」を撮影した。募金は今後、新しいさまざまな展開をする必要がある。

小金井キャンパス個別で、人件費改定の説明会をおこなった。

6月28日(木)

HOSEI2030推進本部会議を開催した。その後、キャンパス再構築特設部会を開催した。さらにそのあとで、市ケ谷キャンパスのための、人件費改定の説明会をおこなった。

6月27日(水)

常務理事会、予算編成委員会、常務理事会懇談会を開催した。
本学体育会の監督就任式があり、挨拶と委任をおこなった。私からは法政大学スポーツ憲章の話をした。徳安彰保健体育センター長(本学社会学部教授)は、大学が体育会のガバナンスに今まで以上に責任をもつべきであること、そのために保健体育センターを作ったことを話して下さった。卒業して仕事に就く体育会の学生のために、大学スポーツのありかたは変わらねばならない。

6月26日(火)

大学でいくつかの打ち合わせの後、日本私立大学連盟の総会と理事会に出席した。日本私立大学連盟の理事、会長、副会長の改選があり、慶応義塾大学の長谷山彰塾長が、新しい副会長に選任された。

6月25日(月)

鶴見の付属校、法政国際高等学校で、人件費改定についての説明会をおこなった。
この日は、市ケ谷キャンパスで、一般社団法人法政大学校友会の会長と役員の交代があった。大学にとっては重要な組織の刷新であり、代議員の懇親会にかけつけて、挨拶をした。さらにその後、法政大学ミュージアム(仮称)開設準備委員会を開催した。

6月24日(日)

本学の付属校三校(法政大学中学高等学校、法政大学第二中学高等学校、法政大学国際高等学校)の合同説明会を開催した。今年も「薩埵(さった)ホール」に多くの方々が集まってくださった。「自由を生き抜く実践知」という講演のあと、三付属校それぞれを卒業して法政大学に学ぶ3人の学生から、在学中の活躍と充実した時間を語ってもらった。皆、ほんとうに個性的で嬉しくなる。

6月23日(土)

他大の薬学部を出た後、本学国際日本学インスティテュートの私のゼミで学び、「本草学」で博士号を取得した学生がいる。薬剤師として働きながらものを書き続けている。その女性の結婚披露宴に列席した。挨拶では、多様な才能を活かして、困難があっても自らの力で粘り強く、人生を充実したものにしてきた人であることを述べ、これからもそうであるに違いない、と結んだ。披露宴用プロフィールの「どんな妻になりたい?」という質問に「良妻賢母」と書いていたのが面白かった。女性にとって結婚はもはや人生の全てではなく一部となった。ひとりの中の、多様な役割と才能の一側面としての良妻賢母だからこそ、抵抗なく書けるのだ。

6月21日(木)

HOSEI2030推進本部打ち合わせ会を開催した。午後は小金井キャンパスに移動して学部長会議を開催した。年に1回ずつ小金井キャンパスと多摩キャンパスで開催している。

6月20日(水)

常務理事会、常務理事会懇談会を開催した。

編集工学研究所で、女性役員および編集学校女性師範との懇談会に出席。読書体験談に花が咲く。大学の研究者との兼業兼学のかたもいる。他の企業や教育組織における多様な働き方、多様な学び方について、さらに見識を深めたい。大学は女性のダブルワークや社会人の学び直しに、どう門戸を開けるだろうか。

6月19日(火)

大阪府高槻市にもキャンパスをもつ関西大学に、明治大学の土屋恵一郎学長と連名で震災のお見舞いを申し上げた。昨日から休校措置をとり、教室や施設の安全確認等、授業再開に向けての準備に追われているようだ。震災は全国どこにいても他人事ではない。協力関係を保っていきたい。

6月15日(金)

学校長会議を開催した。
本学の総長メッセージと明治大学の支援メッセージについて、朝日新聞のインタビューを受けた。
外部企業の会議が開催された。

6月14日(木)

HOSEI2030の運営会議を開催した。
その後開催された本学全15学部の自己点検懇談会では、各学部の初年次教育について、学部長たちのプレゼンテーションを伺った。自己点検懇談会は毎回、意欲的で興味深いプレゼンテーションが続く。
その後、全学の教職員に対し、人件費改定の説明会をおこなった。これからも各キャンパス、各付属校で重ねて説明を続けていく。

6月13日(水)

常務理事会、理事会、理事会懇談会を開催した。

6月12日(火)

本学には、今年度創設された「鈴木勝喜(すずきかつよし)奨学金」という、返還不要の冠(かんむり)奨学金がある。学業成績が優れ、強い修学意思があり、経済的援助を必要とする2~4年生が対象だ。ご寄付によってその奨学金を作ってくださった鈴木勝喜さんと、法政オンラインで対談をした。在学中は合気道部で活躍なさり、卒業後は機械メーカーの仕事でアメリカに赴任しておられた。そのときの経験をふまえて、帰国後、コンピュータシステムを使って経営の合理化をする会社である日本エム・アイ・エス(日本マネジメント・インフォメーション・システム)に移られ、経営者となった。現在会社は「プロシップ」という名前になっており、鈴木さんは会長をなさっている。卒業生らしいフロントランナーの生き方を、ぜひ対談で読んでいただきたい。

日本私立大学連盟会長の鎌田薫早稲田大学総長とともに、経団連(日本経済団体連合会)の教育問題委員会を訪ね、「私立大学の将来像」の説明をおこない、理解を求めた。経団連も高等教育についての見解をまとめるということで、深い関心をもって下さった。

6月11日(月)

オリンピック・パラリンピック2020有識者懇談会が開催された。

6月8日(金)

2年に1回の日枝神社の祭礼「山王祭」が6月7日から始まった。靖国通りは、提灯で飾られている。17日まで数々の行事がおこなわれる。8日は神幸祭の日で、氏子の領域を祭礼の行列が続く。一口坂校舎で祭礼行列を待ち、九段三丁目町会のかたがたと共に歩いた。翌日は女子ラクロス部が神輿をかついで宮入する予定だ。

朝日新聞「耕論」のインタビューを受けた。テーマは「衣」。大量生産、大量消費、大量廃棄の時代が過ぎつつある。さまざまなところにシェアリングエコノミーが拡がり、衣類もリサイクル、リフォームが拡がっているという。江戸時代は古着がふつうだった。ほとんどの女性が裁縫技術をもち、縫い直してリフォームするのは当たり前の時代である。それについてお話しした。

文部科学省の中央教育審議会に出て、日本私立大学連盟でとりまとめた「私立大学の将来像」の説明をした。

今年も自校教育科目「法政学への招待」の授業をおこなった。1970年代の大学の状況と社会のありようを中心に、法政大学が社会とどう関わっていたかを語った。今年は、明治時代の建学当時の社会と学校創設の関係についての話も加えた。

明治大学が学長・学部長声明「自由な学問と知的活力のある大学へ」を発表した。本学の総長声明「自由で闊達な言論・表現空間を創造します」への支持声明である。「大学にとって批判的精神は常に必要とされるものであり、この批判的精神によって、権力の暴走を阻み、健全な市民社会を支えていくのです。」と、批判精神こそ大学にとってもっとも大切であることを宣言した。

学問・教育の自由を守るのは沈黙ではなく、このような大学の連携である。土屋恵一郎学長と各学部長の勇気に感謝する。

6月7日(木)

グローバル戦略本部会議、学部長会議、中期経営計画懇談会を開催した。

6月6日(水)

常務理事会、常務理事会懇談会を開催した。

6月5日(火)

本学の海外交流協定大学であるニューヨークのニュースクール大学から、社会学科長もつとめられる池上英子教授がいらして下さった。11月23日に、協定締結後の初めての交流事業となる講演と対談をおこなう予定があり、その打ち合わせである。アバターとダイバーシティと江戸をめぐるたいへん興味深い講演・対談となるはずだ。

福井市と就職支援協定を結んだ関係で、福井市の東村新一市長が表敬訪問して下さり、懇談した。本学の卒業生がさまざまな地域でUターン、Iターン就職ができるよう、できることから取り組んでいきたい。

日本私立大学連盟の常務理事会、理事会があった。そちらに出席するために、本日おこなわれた「法政大学市長会」には出席できなかったが、市長の皆さんにおめにかかって記念写真を撮ることができた。夕張市の鈴木直道市長が、今年も、夕張メロンを届けて下さった。ほんとうに見事で香り高いメロンである。ありがとうございました。

7月におこなわれる「天城学長会議」の世話人打ち合わせをおこなった。天城学長会議は私立大学だけでなく、国公私立大学の学長が集まる。今年も活気ある会合になりそうだ。