『沖縄文化研究』
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31号 2004年8月10日 (中村 哲先生追悼記念特集号)


はじめに
中村哲歌集
中村哲先生執筆論考
琉球王国形成の思想 −政治思想史の一齣として−
久米島の政治起源 −征服国家論の一検討として−
〔「武装なき国家の前途」解題 飯田泰三〕
武装なき国家の前途
《座談会》 沖縄研究の課題 ヨーゼフ・クライナー、住谷 一彦
中村  哲、外間 守善
中村哲先生著作目録
中村哲先生の略歴
追悼文 −中村哲先生を偲んで−
弔辞 新崎 盛暉
弔辞 翁長 孝枝
中村哲先生と法政大学沖縄文化研究所 増島  宏
中村先生のこと 山本 弘文
中村哲先生の御霊前へ 一泉 知永
中村哲先生の思い出 安岡 昭男
文人・中村哲先生の教え 東  喜望
中村哲先生の二つの書 武者 英二
南日本の拡大と豊饒の学問構想 我部 政男
「南花有情」 −中村哲先生の思い出− 梅木 哲夫
驚きの連続 −追悼・中村哲− 仲程 昌徳
故中村哲氏と沖縄 翁長 助裕
追悼 中村哲先生 島村 幸一
図像/絵画・書をとおしてみた中村哲先生 永瀬 克己
『宇宙神話と君主権力の起源』の導くもの
 −中村哲先生の志をどう引き継いでいくか− 細田亜津子
「柳田国男の遺志」と沖縄文化研究所 吉成 直樹
中村哲先生の思い出 安江 孝司
追悼論文
「アジアの中の日本学」構築の戦略的拠点としての琉球学
−そのために必要ないくつかの視角− 飯田 泰三
沖縄の記憶と意識 我部 政男
薩摩藩・奄美・琉球における近世初頭の新田開発 −石高制圏形成− 梅木 哲人
琉球列島・東南アジアの穀倉と風葬墓に関する民俗誌 東  喜望
台湾・南洋群島・比律賓 −「大東亜戦争」期の著作物をめぐって− 仲程 昌徳
アジア絣文化圏の形成と琉球・沖縄絣の文化的境位
−「絣の起源・伝播・受容・熱成」論的検討のための序章− 安江 孝司
『おもろさうし』の幾何学 −首里、今帰仁、そして玉城−    吉成 直樹,福 寛美
中村哲先生の植民地法研究について 宮平 真弥
赤木文庫蔵『官話問答便語』校 木津 祐子
詩集との対話
地球、生命、日本語の今を考える
−茨木のり子著 詩集『寄りかからず』を読む− 比嘉  実

32号 2006年3月

論文
戦前期琉球弧における「民族」概念の展開
 〜その「起源」を語る学知を中心に〜 與那覇 潤
近代沖縄女性と書くこと
 〜久志芙沙子に見る表現の可能性と時代の限界〜 水谷 明子
『おもろさうし』第21と第11の重複について
 〜『おもろさうし』再編纂にかかわって〜 島村 幸一
中世沖縄の稲祭と雨乞儀礼にみる大アムシラレとヒキ系官員の役割(下)
 〜主に、王府のミシキョマと雨乞儀礼に関して〜 真喜志 瑤子
程順則着賛本「中山花木図」に関する一考察
 〜(財)海洋博覧会記念公園管理財団所蔵本を中心に〜 近藤 壮
奄美・沖縄・韓国の兄妹・姉弟婚姻説話 田畑 博子
トラジャにおける葬制と表象の地域的特徴
 〜沖縄・八重山諸島との比較研究〜 細田 亜津子


研究ノート
田代安定の学問と資料 齊藤 郁子

33号 2007年3月

論文
王城祭祀における禁中女官・君々ほかの職事に関する基礎的考察
 〜首里城正殿大庫里と大美御殿を中心に〜       真喜志 瑶子
奄美群島おもろの世界     福 寛美
すへませ考      佐藤 清
『琉球国由来記』にみられる説話の多層構造     越野 真理子
トラジャにおけるトンコナン集落の構成と機能
 〜沖縄古層村落との比較研究〜         細田 亜津子
琉球文化圏におけるミロク信仰の研究
 〜〈ミロクとシャカの伝承〉とミロク経巻との比較を中心に   古谷野 洋子
もう一人の沖縄学の父―仲松弥秀の学問       中俣 均

34号 2008年3月

論文
琉球伝統音楽における中国伝統音楽受容の三つの類型    王耀華
中世沖縄の王府儀礼〈キミテズリ百果報事〉の意義
   ―『おもろさうし』と「公事帳」にみる「御捧」献上の場〈君誇〉に関して―  真喜志瑶子
土佐漂着の「琉球人」―志多伯親雲上・潮平親雲上・伊良皆親雲上を中心に―    島村幸一
琉球国から琉球藩へ―琉球処分の版籍奉還的意味を中心に―   川畑恵
沖縄本島と石垣島 琉球近世瓦の展開―琉球近世瓦の研究―   石井龍太
岡本恵徳試論―戦争・記憶・沈黙をめぐって―      我部聖
方言論争を究明する    船津好明

35号 2009年3月

論文
明治初期琉球台湾事件と左院     安岡 昭男
薩摩藩・琉球国の中国貿易における日本銀の調達について
 ―薩州御渡銀と銀座―       梅木 哲人
明治十七年の沖縄県旧慣調査とその背景     平良 勝保
河原田盛美の琉球研究
 ―内務省琉球藩出張所と万博―      齊藤 郁子
近世八重山における耕地の水損と水利         得能 壽美
琉球路次楽六曲の旋律源流考         王 耀華
琉球王国の航海儀礼と歌謡
 ―乗員による儀礼という視点から―      真喜志 瑶子
『おもろさうし』・動詞「かける」について       阿部 美菜子
奄美を描いた画家田中一村       長谷 俊雄
方言論争再考
 ―方言復活論者になった吉田嗣延―       船津 好明

36号 2010年3月

論文
為朝伝説と中山王統     矢野 美沙子
古琉球期那覇の三つの天妃宮
  ―成立と展開、立地をめぐって―     高橋 康夫
久米村孔子廟創建の歴史的意義 
  ―十七世紀後半の政治史的視点から―     伊藤 陽寿
琉球諸島の鉢植えと花卉園芸文化
  ―考古資料、文献史料、絵図資料からの分析―     石井 龍太
道光一八年「御手形写」所収の江戸上り関係史料をめぐって     得能 壽美・ティネッロ・マルコ
『遺老説伝』の諸本について
  ―近代に筆写された本文を中心に―     木村淳也
八重山のカママーリに関する一考察―波照間島の事例から―     古谷野 洋子
「沖縄軍用地問題」に対する本土側の反響の考察
  ―日本社会と「沖縄問題」の出会い/出会い損ない―     小野 百合子

37号 2011年3月

論文
補陀落渡海僧日秀上人と琉球
  ―史書が創った日秀伝説―     高橋 康夫
日清琉球帰属問題と清露イリ境界問題
  ―井上馨・李鴻章の対外政策を中心に―     山城 智史
奄美におけるカトリック排撃運動     徐 玄九
近世八重山における莚・畳の製造と利用     得能 壽美
八重山のカツオ漁を巡る生業ネットワーク
―波照間島のカツオ漁と黒島のザコ捕りを中心に―     古谷野 洋子

研究ノート

グスク出現前後の考古学研究史とその論点の整理     宮城 弘樹
組踊「賢母三遷の巻」にみる儒学思想     崎原 麗霞