システムデザイン学科 教員紹介

小林 尚登 教授(ユニバーサルメカトロデザイン研究室)

小林 尚登 教授

小林 尚登 教授

いつでも、どこでも、だれに対しても優しい機械をめざして

コンピュータや電子回路を機械の中に組み込むことにより高度な機能が実現できます。このようなものをインテリジェントメカトロシステムと呼び、ロボットが典型的なその例です。本研究室では、「いつでも」「どこでも」「だれに対しても」良い設計、すなわちユニバーサルデザインあるいはウェルビーングデザインのコンセプトに沿う形で、インテリジェンスメカトロシステムを用いて高度な機能を実現する研究を行っています。

研究テーマスマート家具(家庭内器具(椅子、ベッド等)の高機能化(ロボット化)) 高機能移動機械・ロボットの親和的制御・
最近の著書ロボットは友達だ オーム社、ロボット制御の実際(コロナ社、共著)
社会的活動米国電気電子学会(IEEE Fellow) 日本学術会議連携会員 計測自動制御学会(元理事) 日本ロボット学会(元理事)
業績 Robot-Human Interactive Communication
H. Kobayashi} and P. Coiffet,
IEEE Trans. on Industrial Electronics, 50-4, 634/635 (2003) Development of Sensate and Robotic Bed Technologies for Vital
Signs Monitoring and Sleep Quality Improvement
H. F. M. Van der Loos, N. Ullrich and H. Kobayashi,
Autonomous Robots, 15-1, 67/79 (2003) 等 論文100篇
実験設備15自由度双腕ロボット

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田中 豊 教授(高機能メカトロデザイン研究室)

田中 豊 教授

田中 豊 教授

人や環境と調和したメカトロシステムをめざして

空気や水、油、機能性流体などの様々な流体をパワーや信号の伝達に用いるメカトロシステムは、各種産業機械、生産設備、自動車や飛行機、建設機械、娯楽施設から医療福祉、マイクロマシンにいたる幅広い分野で利用されています。私たちの研究室では、こうした人や環境と調和した次世代の高機能なメカトロシステムをデザインするため、「人」と「もの」と「コンピュータ」を結びつけるインタフェースやアクチュエータに関する研究を行っています。

研究テーマ マイクロ流体システムのデザイン、メカノマイクロデバイスの開発、力と接触感覚の提示とその応用、フルードパワーシステムにおける計測と制御
最近の著書
  • 機械工学便覧(丸善)(分担執筆)
  • Elimination of Entrained Air in Oil Hydraulic Systems Using the Opus Bubble Eliminator, Machinery Lubrication Magazine
社会的活動 日本フルードパワーシステム学会(監事、企画委員、情報システム委員)、日本機械学会会員、日本バーチャルリアリティー学会会員、私立大学情報教育協会委員 など
業績 空気圧・圧電超音波複合形アクチュエータによる精密位置決めシステム(日本フルードパワーシステム学会学術論文賞)
実験設備力触覚提示装置、HMDやデータグローブなどのバーチャルリアリティー関連設備、マイクロ光造形装置、マイクロ放電加工機、マイクロブラスト加工機

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西岡 靖之 教授(情報マネジメントデザイン研究室)

西岡 靖之 教授

西岡 靖之 教授

ものづくり現場における情報技術のインフラを作る

ものづくりの現場では、さまざまなアイデアが具体的な製品や生産システムとして形になっていきます。従来は、それらの知識や技術は、ハードウェアとして目に見える形で残されてきました。本研究室では、これをソフトウェアとして形式知化し見える化するための技術を研究しています。これは、従来のソフトウェア工学のみでは限界があり、知識工学や生産工学、そしてマネジメント工学など、幅広い分野の専門知識が要求されます。具体的には、製品モデリング、プロセスモデリング、ビジネスモデリングなどのモデリング手法、オントロジ工学や標準化技術、計算機による情報の可視化技術などが主な研究対象となります。また、製造業の競争優位を支える技術として、生産計画や製品設計とスケジューリングを統合させるAPS(先進的計画スケジューリング)に関する研究も行っています。

研究テーマものづくりに関する情報マネジメントシステムの標準モデルの研究
最近の著書 生産スケジューリング(朝倉書店)
APS(プラントメンテナンス協会)
生き残るための生産管理マネジメント:翻訳(日経BP)、他
社会的活動 NPO法人ものづくりAPS推進機構副理事長
スケジューリング学会理事、日本機械学会員、情報処理学会員、
IEC65A/JWG15国内対策委員会委員長、ISA SP95 技術委員、他
業績日本経営工学会事例賞
スケジューリング学会学会賞(学術部門)

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佐藤 康三 教授(機能・造形デザイン研究室)

佐藤 康三 教授

佐藤 康三 教授

プロダクトデザインによる人とモノの新しい関係を創造する

プロダクトデザインは感性、思惟、形象という基本的な知的思考なしには制作できません。モノ、コト(各種事象)は単独では存立しません。全てのモノ、コトはそれらを取り巻く他との関係性によって始めてそのものの存在意義・価値が見出されていきます。
また、進化に伴う人間とそれらの関係性は、時代と共にたえず変化しています。特に今日、時代の価値観は大きく変貌し始めています。人間とモノ、コトとの新しい関係の創出をめざし、新しい「美」、新しい「技術・素材」、そして新しい社会の「質と価値」をうみだすための仮説を可視化し、新時代に求められる様々な解決策をプロダクトデザインの視点より研究していきます。

研究テーマプロダクトデザインによる感性・思惟・形象の研究。プロダクトデザイン開発プロセス研究。造形言語研究
最近の著書 共著「PDの思想」PDの思想委員会:出版(株)ラトルズ(2005年9月)、共著「100のデザイン 100の物語」:出版(財)日本産業デザイン振興会(2006年10月)
社会的活動 国際工業デザイン団体協議会ICSD World wide Expert Designer,(財)日本産業デザイン振興会JIDPO Expert Designer, 新潟県(財)にいがた産業機構デザインマネージャー,富山県富山デザインセンター評価委員、他
業績05-06グッドデザイン特別賞中小企業庁長官賞「かたり箱」、05-06グッドデザイン特別賞東京商工会議所会頭賞「新潟県、百年物語」、04-05グッドデザイン賞「万葉線、超低床車両アイトラム」、04-05グッドデザイン賞「東京メトロ、新宿スーパープレミアムボード」、他

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岩月 正見 教授(知能ロボットデザイン研究室)

岩月 正見 教授

岩月 正見 教授

ロボットのための人工的な視覚を実現する

人間は、2つの眼を使って空間を立体的に把握し、いとも簡単に物をつかんだり、障害物をよけたりできる。このような人間と同様の作業をロボットにさせるため、画像をコンピュータで解析し、物体の3次元構造を正確に復元し、その形状や距離を計測できるシステムを開発している。このようなシステムは、現実世界の物体をCGで作成された仮想的な空間に取り込むためのツールとしても利用できる。

研究テーマ視覚によるロボット制御、ロボットビジョンのための3次元構造復元システムの構築、WWWによる遠隔実験システムの構築、講義コンテンツ自動作成システムの開発
最近の著書ハンディブック メカトロニクス(オーム社)、ロボット制御の実際(コロナ社)など
社会的活動 計測自動制御学会出版委員、コロナ社「計測・制御テクノロジーシリーズ」オーガナイザ、IEEE、日本ロボット学会、電子情報通信学会、システム制御情報学会各会員
業績
  1. 米川 輝,立花 綱治,相田 達也,若原 裕範,岩月正見,「通常教室におけるデジタルコンテンツ自動作成システムの試作」、メディア教育研究,Vol. 1, No. 2, pp. 83-90 (2005-3).
  2. M. Iwatsuki and N. Okiyama, ”A New Formulation of Visual Servoing Based on CylindricalCoordinate System,” IEEE Transactions on Robotics, Vol. 21, No. 2, pp. 266-273 (2005-4).
  3. Masami Iwatsuki, Norio Takeuchi, Hisato Kobayashi, Kazuo Yana, Hiroshi Takeda,Hisashi Yaginuma, Hajime Kiyohara and Akira Tokuyasu ”Automatic Digital Content Generation System for Real-Time Distance Lectures,”International Journal of Distance Learning Technologies, Vol.5, No.1, 2007 (掲載予定)
  4. Akira Yonekawa, Yasuhisa Hagiwara and Masami Iwatsuki, ”An Automatic Digital Content Generation System for Lectures in Standard Classrooms Only with Blackboards,” Proceedings of the 7th APRU Distance Learning and the Internet Conference 2006 (2006-11)(発表予定)
実験設備7自由度ロボットマニピュレータ,高解像度カメラ等

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野々部 宏司 教授(最適化システムデザイン研究室)

野々部 宏司 教授

野々部 宏司 教授

コンピュータを駆使してシステムの最適化を実現する

システムの設計・開発・運営において、最適化の概念は重要です。例えば、「原材料を調達し、製品をつくり、消費者へ届ける」 ─ この一連の活動を行う生産・ロジスティクスシステムを考えてみても、品質、利益、環境負荷、安全、顧客満足度など、さまざまな指標の最適化が求められます。システムの大規模化、複雑化、そして情報化が進み、人間の経験と勘のみに頼った最適化が困難になる中、本研究室では、コンピュータを活用したシステム最適化の手法について研究を進めています。

研究テーマメタヒューリスティクスによる汎用組合せ最適化アルゴリズムに関する研究、スケジューリングアルゴリズムに関する研究など
社会的活動INFORMS、日本オペレーションズ・リサーチ学会、スケジューリング学会、情報処理学会各会員
業績スケジューリング学会 学会賞(学術賞)

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土屋 雅人 教授(インタフェースデザイン研究室)

土屋 雅人 教授

土屋 雅人 教授

人とモノとの新たなインタラクションを目指して

IT社会における人とモノとの関わりは、操作の体験を積み重ねるインタラクティブな様相が強まっています。特に、多機能化・ネットワーク化が進む今日のデジタル機器においては、人とモノとの接面となるインタフェースのデザインが、製品価値を決める重要な課題になっています.操作に掛かる身体的・認知的負担の軽減はもとより、使う楽しさや操作の魅力など、高度な感性価値の実現を目指す次世代のヒューマンインタフェースを研究します。

研究テーマ直感型インタフェースのデザイン研究、GIS(地理情報システム)を用いた情報デザイン研究、他
最近の著書共著「デザインと感性」:海文堂出版(2005年6月)、共著「ユーザビリティハンドブック」:共立出版(2007年7月)
社会的活動日本デザイン学会評議員、日本人間工学会、情報処理学会各委員
業績A study of the information design of barrier-free map based on the field survey, The 2nd International Conference for Universal Design, 2006 他

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竹内 則雄 教授(シミュレーション環境デザイン研究室)

竹内 則雄 教授

竹内 則雄 教授

人と環境にやさしい「ものつくり」をめざして

本研究室では、人と環境にやさしく、安全な「もの」や「社会基盤システム」をデザインするための新しいシミュレーション手法の研究開発を行っています。また,災害低減の立場から社会基盤施設の安全性や適切な形状デザイン等に関しても研究を行っています。さらに、PCを用いたスキー場の雪崩危険度判定システムや顎関節などの接触圧シミュレーションシステムの開発などもすすめています。

研究テーマ不連続性体解析手法や破壊現象のシミュレーションシステムの開発
最近の著書地盤基礎の離散化極限解析(培風館)、計算力学(森北出版)、FORTRAN77とFortran90(森北出版)、鉄筋コンクリート構造の離散化極限解析(丸善)
社会的活動日本計算工学会副会長、IACM、土木学会、地盤工学会、シミュレーション学会、応用数理学会、日本工学教育協会、日本雪氷学会、日本顎関節学会

安積 伸 教授(ヒューマニティデザイン研究室)

安積 伸 教授

安積 伸 教授

真に快適な生活環境のデザイン

技術の進化が社会の枠組みや価値観を大きく変えつつある今日、私たちの生活にとって本当に必要なものとは何でしょう。そもそも、今あるこの世界は本当に我々を幸せにしているのでしょうか。デザインとは、現実に疑問を投げかけ、有効な代替案を示すひとつの方法だと考えます。また、世界は広く価値観は多様です。同じ事象を捉えても、その反応や解釈は見る者の視点によって大きく異なります。価値観や視点の多様性を意識しながら、人間が長く築いてきた生活の歴史・文化への解釈を深め、人間生活にとって真に価値のあるデザインとは何かを研究します。

研究テーマ人間行動・生活文化を軸としたインダストリアルデザインの研究
社会的活動FX International Interior Design Award (英) 審査員、コクヨデザインアワード (日) 審査員、Design Report Award (伊/独) 審査員、DT DESIGN AWARD9 (日) 審査員、iF Product Design Award (独) 審査員、Furniture Design Award (シンガポール)審査員 他
業績 受賞:'15年グッドデザイン賞 (日)「フレシャス・デュオ」、'12年グッドデザイン賞ベスト100 (日)「Cacomi」、'08年グッドデザイン賞中小企業長官賞 (日)「ZAベンチシステム」、'08年V&Albert Museum / Homes & Gardens Classic Design Award (英) 「Yauatcha Tea Set」、 '00年FX International Interior Design Awards, UK, "Product of the Year" (英) 「LEM Stool」、他美術館収蔵:Edge Clock ('16年JIDA Design Museum, 日本) 、フレシャス・デュオ Water Server ('16年JIDA Design Museum, 日本)、Yauatcha Tea set(’08年 V&A Museum, 英国)、LEM Stool(’08年 V&A Museum, 英国)、ER1106 トランジスターメガホン ('07年 Museum fur Angewandte Kunst Frankfurt, ドイツ) 、他