「キャリアデザイン学部」と「その学び」(キャリアアドバイザー通信)

2018年03月30日

 ここ市ヶ谷キャンパス周辺は、先週満開の桜に囲まれて晴れ晴れしく卒業式が行われました。学部の卒業パーティでは4年前とは様子が変わり大人びた姿を見せる人、懐かしそうに思い出をぽつりぽつりと語ってくれる人、ひとりひとりの異なった成長を見ることができました。一方、3年生は就職活動に追われながら顔つきが日々変わっていく様子が見られるころとなりました。

 私たちは学部のキャリアアドバイザーとして担当授業と面談(キャリアカウンセリング)により多くの学生と関わり、教員とは異なるより近い立場で4年間を通しての学びと成長を考え支援しています。学生の皆さんは就職活動の面接の際に「キャリアデザイン学部はどんな学部、どんなことを学んでいるのですか?」と尋ねられ説明がなかなか難しいと言います。学生が戸惑うことは想像できますが、多角的な視点から捉えられるキャリアデザイン学部とは、履修した学部専門科目の学びから新たに考え気付いたこと、行動に移し得られたことなど全ての「実践知」の中から伝えられるのではないでしょうか。中でも学校、地域、社会に出向いて学ぶ体験型選択必修科目は学部の特徴的な実践の場、多様な人とかかわることで多くの価値観に触れて他者を知り、自分自身を振り返ることを促し、自分自身を俯瞰して多面的に捉えることができるようになる貴重な場でしょう。大学生活を通して300人が300通りの「体験」を経て、そこから300以上の新たな「行動」に変容させて、バラエティに富んだ学びの中から自分では気づいていない強みを発見できたら良いのではないかと思います。このようなことから私は、学生それぞれの今後のキャリアに「変化」をもたらす学部であると考えています。

 「キャリアデザイン学部で学べて良かった」と話して卒業する学生に今年も出会うことができましたが、これからもさらに多くのそのような学生を輩出していける学部であることを願っています。卒業パーティでは学生が「自分が変わるきっかけをくれました」と話してくれたことを心に留めて、自分のひとことに気持ちを込めて重責を感じながら学生の学びと成長の後押しを続けていきたいと思います。

 

はるうらら