就職活動をともに乗り切ろう(キャリアアドバイザー通信)

2016年05月31日

 そろそろ紫陽花も咲き始めてきましたね。そして、就職活動中の皆さんは佳境を迎えることでしょう。6月の経団連加盟企業の選考開始時期を目前に控え、学生の皆さんの就職活動の様子を身近で見守りサポートする中で、いろいろと考えることが多くなってきました。昨今、社会情勢の変化に伴い毎年就職活動の時期が異なり、採用方法も多様化しています。そんな変化に富んだ時代において、学生の皆さんはそれぞれ試行錯誤しながら就職活動に臨み、初めての経験に戸惑っている様子がうかがえます。

 私は最近の就職活動についての相談を受けながら、多くの学生に共通する特徴的なことがいくつかあるように思っています。
①ひとりで悩み考え、友人と情報交換や相談をすることが少ない(特に女子)。
②周りの人の動向が気になるが聴けないため、自分だけが苦悩していると思い込んでいる。
③親の意見を気にしすぎて自分の意思を尊重できず、活動に支障を来たすことがある。
④失敗を繰り返すと自己効力感が下がり、自分が信じられなくなり動けなくなる。
⑤強みが見つけられずアピールできることがないと思い込み、弱みが気になる。

 勿論すべての人に共通することではありませんが、このような光景を見ていて、どうすれば力になれるか、皆さんがもっと気持ちを楽にして活動できるようになるかを考える日々です。友人が気になるけれどお互い傷つくのではと相談できない気持ちもよく理解できますが、勇気を出して相談してみることでお互いに共感できたり切磋琢磨できたり、思わぬ良い情報が手に入れられたりするはずです。キャリアは誰のためのものでもなく、自分のためのもの、キャリアは自分で選び自分で築き、これから生涯自分で背負っていくものではないでしょうか。そのために、キャリアデザイン学部で4年間主体的に、自律的に、学際的に学んできたことが活かせるのではないかと思います。面談をする中で、私たちは話を聴き気持ちや思いを引き出すことで、学生の皆さんの秘めている良いところ、強みを見つけることもできます。皆さんが自分自身の強みに気付き、自分がやってきたことを信じて、自らキャリアを築いていくために、今この時期を乗り切ってほしいと思います。

 そんな時に、一緒に頑張ってきた友人、先生、私たちキャリアアドバイザーも何か力になれるのではないかと思います。ともに歩んでいる仲間や応援団はいつも身近にたくさんいると思ってくださいね。ともに前を向いていきましょう。
                                                                     はるうらら