分煙化について

キャンパス内は分煙です

タバコについて考えてみよう

タバコほど健康に及ぼす害がはっきりしているものはありません。よく知られている肺ガンだけでなく、喉頭ガン、食道ガン、膀胱ガンなど、他の悪性腫瘍や、狭心症、心筋梗塞、胃・十二指腸潰瘍の有病率も非喫煙者より喫煙者の方が高いことがわかっています。こんなにも害がはっきりしているタバコですが、一度喫煙習慣が身についた人が禁煙することは、とても難しいと言われています。その理由は喫煙は「薬理的(ニコチン)依存症」つまり「ニコチン中毒」だからです。血液中のニコチン濃度が一定以下に下がると、いらいらして落ち着きがなくなってしまいます。また、タバコを吸うと落ち着く、集中できる、と思いこむことによる心理的な依存状態もあります。
さらにタバコの問題が難しいのは、「受動喫煙」、つまりタバコを吸わない人が、知らず知らずのうちにタバコを吸ったのと同じ状態になる問題が起こることです。しかも、この非喫煙者が吸い込む煙(タバコの中を通らない煙=副流煙)は、喫煙者が吸い込む煙(タバコの中を通って吸収される煙=主流煙)よりはるかに有害な物質を含んでいます。成人の喫煙については、本人の健康環境に関する限り、喫煙するかしないかは基本的に本人の責任ともいえます。しかし、喫煙する場合は、周りの人や社会にも多くの影響を与えることを自覚して行動しなければなりません。

分煙化への流れ・千代田区環境条例

タバコ問題を解決するには、「禁煙」が最も根本的な対策であることは事実です。しかし、喫煙習慣が「薬理的依存症」であるため、短期間に多くの人の「禁煙」を実現することは困難です。そこでまず公共的な場所で「空間的な分煙」をすすめ、それに加え、タバコを吸わない教育や、タバコの自動販売機の撤去を進めるなどの「防煙」にも同時に取り組むというのが、現在の社会的な傾向となっています。
市ケ谷キャンパスのある千代田区では、2002年10月から「千代田区環境条例」がスタートしました。これは千代田区を安全で快適なまちとするために定められたもので、具体的には

  • 路上禁煙地区での歩きたばこ、吸い殻のポイ捨て、空き缶のポイ捨ての禁止
  • 路上看板、放置自転車、違法駐車の取り締まり強化

などが定められています。市ケ谷キャンパスのある富士見地区は、2003年8月より路上禁煙地区と環境美化・浄化推進モデル地区の指定を受けております。
特に路上での歩きタバコは、区の職員が巡回して注意を行っており、罰則もあります。
キャンパスに通う皆さんも地域の一員として、他の人々に配慮する義務があります。他人にとって迷惑となる行為は慎みましょう。

法政大学の分煙化への取り組み

法政大学でも1996年度から2001年度にかけ、すべてのキャンパスで分煙化が実施されました。その基本的な考えは、「全面的な禁煙」をめざしつつ、当面公共的スペースは全面禁煙とし、それ以外の場所は喫煙場所を指定するというものです。  喫煙する人は知らず知らずのうちに、周囲のタバコを吸わない人に不愉快な思いをさせていることがあります。お互いが気持ちよく過ごすためにも、分煙を守りましょう。

禁煙・分煙場所

全ての建物内で禁煙です。
それぞれのキャンパスの主要な建物について説明します。

<市ケ谷キャンパス>

全ての建物内で禁煙です。

  1. 55・58年館
    喫煙場所
    • 屋上2カ所
    • 835教室バルコニー
  2. ボアソナード・タワー
    喫煙場所
    • 3階ベランダ 
    • 地下1階フォレストガーデン外側(2018年2月末日で使用中止)
    • 1階ヘリオス風除室外側(2018年3月1日より使用開始)
  3. 図書館
    喫煙場所
    • 2階テラス
  4. 富士見坂校舎
    喫煙場所
    • 富士見坂庭園(西北側)
  5. 外濠校舎
    喫煙場所
    • 地下1階、3~5階ドライエリア・バルコニー隅
  6. 市ヶ谷田町校舎
    喫煙場所
    • 本館地下1階屋外テラス、本館と別館の間の本館側ベランダ(1階~5階)
  7. 大学院棟
    喫煙場所
    • 1階ゴミ置場入口
  8. 新一口坂校舎
    喫煙場所
    • 1階法科大学院側スペース

<多摩キャンパス>

建物内全面禁煙

喫煙場所
また、キャンパス内は歩行喫煙も全面禁止となっております。下記喫煙場所をご利用いただきますよう、ご理解とご協力をお願いします。

  1. 大教室A棟
    ロビー奥の屋外部分(光庭)
  2. 図書館・研究所棟
    1階エントランス前
  3. 社会学部棟
    1階学生ホール横、2階203教室前
  4. 大教室B棟
    B301教室前(プレイグラウンド側)
  5. 経済学部棟
    1階学生ホール奥側
  6. 研究・実験棟
    1階玄関外
  7. 百周年記念館
    1階エントランス前 
  8. 総合体育館
    体育館前
  9. 体育棟
    体育棟広場前
  10. EGG DOME、バスターミナル
    EGG DOMEバス停周辺喫煙コーナー
  11. 現代福祉学部棟
    2階道路側出入り口前

その他、円形芝生周辺、多摩サークルサポーター室周辺、ボールコート東屋に、それぞれ喫煙コーナーがあります。
※スポーツ健康学部棟エリアは全面禁止です。

<小金井キャンパス>

  1. 研究・実験棟、南館、西館、体育館、教室棟
    全館禁煙です。
    ※喫煙は館外の喫煙コーナーのマークのある場所でお願いします。

分煙に対する相互理解を

分煙化を進めるために大切なことは、喫煙者、非喫煙者双方の相互理解です。どちらかが一方的な主張をしているだけでは分煙化はスムーズに進みません。特に喫煙者は、自分が吸っている「主流煙」よりまわりの人が吸い込む「副流煙」の方が何倍も有害成分が含まれることを常に意識してください。こうしたお互いの思いやりがあってはじめて、分煙は成功すると言われています。
さらに、喫煙する人はタバコのマナーについても心がけ、すべての人に快適なキャンパスとなるよう協力をお願いします。