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震災後のこころのケアについて

法政大学学生相談室

3月11日に東北地方・北関東を中心とする大規模な地震が発生しました。関東全域で大きな揺れがあり、停電や交通機関の混乱、店頭から品物がなくなるような状況が続いています。

これまでに経験したことのない大きな災害に出会ったときに、私たちのこころには様々な影響がでます。このような状況の中ではどのような影響がでるのか、また、その影響にどのように対応すればよいのかについてまとめてみましたので、参考にしてください。 

誰もが経験すること

気持ちの上では

  • すべてが夢のようで、本当のことでないように感じる。
  • 同じようなことが起こるのではないかと怖くなる。
  • 失ったものを思い出して悲しくなる。
  • 自分は何もできなかったと恥ずかしく、もうしわけない気がする。
  • 早く忘れてしまいたい、なかったことにしたいと感じる。

身体の調子は

  • 体がだるくなる、寝つきが悪い、よく眠れない。
  • 怖い夢をみる、集中力がなくなる。
  • 肩がこる、頭が痛い、お腹が痛い、胃が痛い。

人間関係の上では

  • まわりの人が信じられない。
  • 気持ちをわかってくれない気がする。
  • ちょっとしたことですぐ人に腹が立つ。

※これらの反応は、災害によるストレスにより誰にでも起こりうる反応です。
多くの場合、時間とともに回復していきますが、災害との関わり方の違いや個人によって異なります。

つらい状況を乗り越えるために  Q&A

Q:こんなこと初めて。いつまでも立ち直れないのでは…と心配です。

こんなことがあると、いつもと違うのがあたりまえです。「異常な」出来事に出会ったときの「正常な」反応です。恥ずかしいことでも、おかしなことでもないし、徐々に元気になれますよ。

Q:こんなにつらい経験をしている人たちがいる中で、「がんばろう」とか「元気を出そう」とか言うこと自体、罪悪感があるのだけど?

罪悪感をもつことは、ストレス反応のひとつです。まずは自分の気持ちを大切にケアして、自分自身の心と体を回復させてあげましょう。

Q:ともだちに話を聴いてもらうと気持ちが落ち着く。こんな自分って、ちょっと情けない?

ともだち、先輩、家族など身近な人に話を聴いてもらうのは、こころの回復のために必要なことです。

Q:時々、おもしろいことがあって笑ってしまったりするけど、こんな自分って冷たいのかな?

どんな状況でも、笑うことは元気になる一番の薬です。楽しいこと、おもしろいことをいつもより大切にしましょう!
そうやって、少しずついつものあなたに戻っていきましょう。

Q:こんなことがあったのに、もうふつうにヘラヘラしている人が許せない。

悲しみの表現の仕方は人によって違っています。ヘラヘラしているように見えても、つらい気持ちを抱えていることがあるかもしれません。また、こころの回復の早さにも個人差があります。

できる範囲で気をつけたいこと

  • 感情的になりすぎていないか、注意しましょう。
  • 被災現場の映像を繰り返し見すぎないようにしましょう。
  • 気分転換になりそうなことには、できる範囲で取り組みましょう。
  • 普段通りの生活(睡眠、食事)を心がけましょう。

どんな気持ちになっても、どんなことを考えても、それは大切なあなた自身のこころです。
ありのままを話せる人を、身近に持つことが何よりも大切です。

不安になる時や、何か気になることがありましたら、どうぞ各キャンパスの学生相談室までお気軽にご相談ください。

連絡先 (直通)
市ケ谷 (富士見坂校舎4階) 03-3264-9493
多摩 (1号館(総合棟2階)  042-783-2158
小金井(管理棟3階)      042-387-6050

この資料は、福岡県臨床心理士会「学校コミュニティへの緊急支援の手引き」を参考に作成しました。