2014UCD夏期体験談―自分の成長も感じたが、実力不足の克服も目標になった

2015年01月05日

sa

  アイルランド、UCDでの3週間は期間でいえば短いですが、私にとって非常に内容の濃い経験でした。初めての海外、初めての英語だけの生活など、最初は戸惑う事もありましたが、帰国した今、このSAプログラムでの経験が私の人生において大きな財産となっているのは間違いありません。日本とは違う場所での新しい生活は、非常に刺激的なものでした。

  UCDの授業スタイルは日本のものとは異なっていて、平日5日の午前に、毎日2コマずつの授業があるだけでした。授業の内容も学生のレベルに合わせて教材が配布されるため、とてもわかりやすく、文法やオーラル、英語に関する様々な能力を鍛えられるようなカリキュラムが組まれていました。クラスも様々な国の人が集まるため、英語で話すことに慣れていない私でも「英語じゃないと伝えられない」という意識から英語で会話をする習慣が自然と身に付きました。授業でわからないところがあっても質問ができなかった時に助けてくれたクラスメイトや先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

  授業後には、毎日課外プログラムがありました。そのプログラムに参加をすればダブリン市内の観光地や名所に格安で行くことができました。先生の引率で市内へ出ることができたので安心して行動できました。平日は市内の美術館や博物館、スポーツをするプログラムがありましたが、休日になると自分達だけでは移動することのできないところまで先生方が引率してくださったので、非常にありがたかったです。現地ガイドさんの英語は最初は全く聞き取れずつらい思いをしましたが、3週間英語漬けの生活をしているうちに「あ、今こう言っていた!」と感じ、自分の成長を感じる部分が増えてきたのがわかりうれしかったです。

  アイルランドでは、UCDに付属している寮で生活をしていました。6人での共同生活で一人一人に部屋が与えられていて、食事の用意も洗濯もすべて自分で行わなければなりませんでした。友達とご飯を作って他愛もない話をしたり、他の寮生とカードゲームをしたり、寮内でも交流するような時間は、英語圏の文化はもちろんのこと、他地域の文化を学ぶよい機会になったように感じられます。しかし、その時に他国の人が日本に興味を持って質問をしてくれても答えられないという時が多くあり、非常に悔しい気持ちになりました。それと同時に、自分が知っていることを英語で伝えられない、言い方がわからないという悔しさもあり、改めて自分自身の英語力の不足を痛感しました。「伝えたいのに伝えられない」というもどかしさや辛さは、今でもよく覚えているため、その部分を克服するというのが今後の課題となっています。

  学習面でも生活面でもSAプログラムでは、自分の実力不足を感じたのはもちろんのこと、様々な人と交流することで様々な視点からの考え方があるということを改めて実感しました。「自分の世界を広げたい」というきっかけからこのSAプログラムに参加したのですが、その言葉の通り、少しでも様々な視点があることを感じられたので、その目標は達成できたのではないかと思います。3週間は非常に短かったですが、SAプログラムでの時間は密度が濃く、非常に有意義な経験となったことは間違いありません。

英文学科3年 山下 美樹