フォントボン大学 2012年度SAプログラム体験記

景観

  昨年の8月から4ヶ月間スタディ・アブロード・プログラムに参加し、今までとは全く違った生活をアメリカで送ることができました。その中でかけがえのない友人をつくることができました。

  まず授業の取り方が日本の大学とは違い、同じ授業が週に2,3回あり、1回の授業時間も50~75分など短めでした。私はアカデミックの授業を2つと、留学生の為の語学の授業のESLを3つ取りました。アカデミックでは、”Western Civilization”と”Drawing”の2つを取りました。”Western Civilization”のクラスでは、章ごとにプリントが配られ、それに沿って授業が進められるのですが、教授の英語を聞き取ることが難しく、予習していかなければ理解ができなかったので、毎日夜遅くまで勉強していました。学校の図書館が夜11時まで開いていたので、いつも利用していました。
また、”Drawing”のクラスでは、専用の紙にチャコールやパステルでスケッチをするという本格的な美術の授業でしたが、絵を描くことが好きな私には、一番楽しい授業でした。

  ESLのクラスは易しく、他の国から来た留学生と会話をすることがとても多かったので、みんなと仲良くなれ、どのクラスもとても良い雰囲気でした。特に、台湾から来た留学生たちとめぐり会い、とても仲良くなりました。彼らは、事あるごとに私を招待してくれ、セントルイス中の色々な所へ連れて行ってくれました。アイススケート、リンゴ狩り、オペラ、ブルーマンショーなど、どれも大事な思い出です。

  食事は毎日食堂でとっていました。最初は、とても脂っこい食事を予想していたのですが、毎日野菜も摂れ、割とバランスの良い食事を提供してもらえました。自分で好きな物を好きな量だけ取って食べることができましたし、味も大抵のものは美味しかったので食生活においては特に問題はありませんでした。
寮では、ルームメイトが家電用品全般を家から持ってきてくれたので、買う必要はありませんでした。ただ私の携帯電話の通信状態が悪く、寮内では携帯電話はほとんど使えませんでした。

  “サンクスギビング”という大型連休には、NYへ行きました。同行者は全員違う国から来た留学生たちだったので、会話はすべて英語でしたし、意見が合わない事も多々ありましたが、連日色々な事を体験し、とても楽しく過ごせました。

  日本にいた頃は、人前で意見を言う事に対し、恥ずかしいという気持ちがあり、なかなか発言をすることはできませんでした。しかしアメリカで授業に出席し、日本人以外のほとんどの学生がとても積極的に発言するのを見てとても驚きました。その姿を見習い、私も少しずつ発言ができるようになり、英語力というより、内面がこの4ヶ月で成長したように思われます。彼らとは、今でもずっと親交を続けていて、今度日本で全員集まることになっているほど、深い関係となりました。一生付き合っていける友人もでき、この4ヶ月は私にとって、とても大切な経験になりました。

英文学科2年 栗田葉月