シェイクスピアの衣装
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『ヴェニスの
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『ロミオとジュリエット』の衣装(2001年上演)

この作品では、何よりも「剣」を必要としました。まずこの劇は、モンタギュー家とキャピュレット家の抗争を背景とした、路上の喧嘩騒動から始まります。そしてマーキューシオとティボルトの決闘の場面、またマーキューシオが殺されたのちにロミオがティボルトに復讐する場面でも、剣はなくてはならない重要な小道具です。さらにロミオはジュリエットの墓のそばでパリスと戦うときにも剣を使いますし、最後は自らもその剣によって果てていくのです。

 

白のブラウス(男性用)

ロミオ

貴族用の青いケープ

ロミオ

仮装用の仮面(羽根付き)

ロミオ(仮面舞踏会にて)

牧師のガウン

修道士ロレンス

ラピアー(長剣)とベルト

剣(マーキューシオ、ティボルト、ロミオ、およびパリスが使用)

 

ロミオ まて、あの窓からさしそめる光はなに?
むこうは東、とすればジュリエットは太陽。(2.2)

ジュリエット 名前ってなに? 薔薇(ばら)と呼んでいる花を
別の名前にしてみても美しい香りはそのまま。
だからロミオというお名前をやめたところで
あの非のうちどころないお姿は、呼び名はなくても
そのままのはず。(2.2)

マーキューシオ 両家ともくたばるがいい!
おれを蛆虫(うじむし)の餌食にしやがった。(3.1)

 
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文と写真©ジョン・ブロウカリング ○  シェイクスピア作品の翻訳©小田島雄志 ○ HTML