シェイクスピアの衣装
『マクベス』
『ヴェニスの
商人』
『ロミオとジュリエット』
『十二夜』
『リア王』
『テンペスト』
『オセロー』

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『マクベス』の衣装(2000年上演)

私たちが初めて衣装を用意して上演をおこなったのが、この作品でした。予算が限られていたため、国王の衣装のみ準備することにしました。劇の前半でダンカン王が身につけるこれらの衣装は、マクベスがダンカンを殺害し、王位を手に入れた瞬間に彼のものになります。そもそもこの劇の発端はマクベスの「王冠」を手に入れたいという強い野心であるため、これらの衣装はこの劇の展開を表現するのにとても役に立ちました。

 

ルビーのついた冠

ダンカン、のちにマクベス

サファイアをあしらった笏(こつ)

ダンカン、のちにマクベス

紫色のケープ(王族用)

ダンカン、のちにマクベス

 

ダンカン 実に楽しげなたたずまいだな、この城は。
吹く風もさわやかに心地よく、われわれの五感をやわらげてくれる。(1.6)

マクベス おれには野望の脇腹を蹴り立てる拍車はない、あるのは
鞍に飛び乗ろうとする野心だけ、それもはやりすぎて
向こう側に落ちてしまう。(1.7)

 
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文と写真©ジョン・ブロウカリング ○  シェイクスピア作品の翻訳©小田島雄志 ○ HTML