ニュースリリース(2019年度以前)

ダイバーシティ推進シンポジウム「アンコンシャスバイアスとダイバーシティ・マネジメント」を開催

  • 2019年11月06日
ニュースリリース(2019年度以前)
講演を熱心に聞き入る参加者

講演を熱心に聞き入る参加者

学校法人法政大学(東京都千代田区/総長:田中優子 以下、本学)では、ダイバーシティの推進を目指して、様々な取り組みを進めています。10月21日(月)には、本学教職員を対象として大学の各キャンパス・付属校を遠隔会議システムで繋ぎ、教職員の理解と実践を深めるためのシンポジウムを開催しました。

本学では、2016年に発表した「ダイバーシティ宣言」により、多様な学生・教職員を受け入れ、それぞれの個性的な成長と活躍の機会を保障するための取組を進めています。

本学が開催するシンポジウムは、これまでに「働き方改革」、「LGBT/SOGIへの対応」、「多様な方々と向き合うためのマインドとアクション=ユニバーサルマナー」をテーマに取り上げ、それぞれの課題に詳しい有識者による講演に続き、質疑応答で活発な議論が交わされました。

今回のシンポジウムでは、「Think Out of the Box Thinking – アンコンシャスバイアスとダイバーシティ・マネジメント」と題し、UBSグループ・エグゼクティブディレクターの堀久美子氏を講師にお招きしました。「無意識のバイアス」はどのように生じるのか、また、個々人がこうしたバイアスに気づき、より多様性を内包した豊かな組織へ成長していくにはどのようにしたらよいかを、様々なワークを交えて参加者とともに考えました。講師の堀氏からは「バイアスは誰にでもいつでも起こりうるものですが、お客様との関係や人事など仕事上の判断に重要な影響を及ぼしうるといわれています。無意識バイアスによる弊害を減らすためには、自身もバイアスによる判断をしうることを受け止め、フェアでインクルーシブな環境を創造していくことが重要」との講演がありました。

講演者と参加者の間で活発な意見交換が行われた

講演者と参加者の間で活発な意見交換が行われた

講演後、遠隔会議システムで繋がれた本学の3キャンパスや付属校の教職員から「女性に危険な作業や重労働をさせない、という考え方は無意識なバイアスといえるか」「多様な条件を抱える方々との日程調整や会議の進め方で良い方法はあるか」といったことについての質問や課題提起があり、堀氏と参加者との間で活発な意見交換が行われました。

今後も本学ではダイバーシティの推進に向け、組織における多様性のあり方について理解を深めるためのシンポジウムや教職員に向けた研修などに取り組んでいく予定です。

 

 

本件に関するお問合せ先

(ご取材に関すること)法政大学広報課(栗山・田村)

TEL:03-3264-9240 

E-mail:pr@adm.hosei.ac.jp

 

(ダイバーシティ推進に関すること)法政大学ダイバーシティ推進委員会(根本)

TEL:03-3264-6298

E-mail:jinjika@hosei.ac.jp