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野上記念法政大学能楽研究所 秋の研究集会「古典劇の現代上演」開催

2015年10月14日

野上記念法政大学能楽研究所は10月24・25日に日本演劇学会と共催で、秋の研究集会「古典劇の現代上演」を開催します。

演劇の上演の現場においては、多かれ少なかれ「現代」というものが意識されます。近現代の演劇作品の新演出上演はもとより、能や歌舞伎、文楽といった日本の伝統演劇においても、それは何ら変わることがありません。近年の演劇界では、伝統演劇・古典劇の歴史的復元をめざした研究や、その成果に基づく上演(Historically Informed Performance)も盛んに行われるようになっています。伝統演劇・古典劇を、かつての「現代」の上演として相対化させる試みは、演劇の本質とは何かを問いかける試みに他なりません。長年の上演を通じて積み重ねられた演劇の歴史的変化・時代的変遷に、我々はどのような意味を見出すことができるのでしょうか。

本研究集会では、こうした問題意識のもとに、「古典劇」の現代上演が持つ様々な問題について考えます。それがひいては、演劇における「現代」の多様性を炙り出す一つの契機になればと考えています。

開催概要

日時 2015年10月24日(土)、25日(日)
会場 法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー26階 スカイホール
(所在地)東京都千代田区富士見2-17-1
プログラム 10月24日(土)13:00~17:40
シンポジウム
「古典演劇・伝統演劇の復元的上演はどこまで可能か」
司会:宮本圭造(法政大学)
・「能における復元の意義」 竹本幹夫(早稲田大学)
・「研究者に何ができるの?―歌舞伎の復活狂言をめぐって―」 日置貴之(白百合女子大学)
・「再現・再生・創造-シェイクスピアは“復元”し得るか?」 井上 優(明治大学)
・「古典オペラの復活蘇演~さまざまなアプローチ、現代と展望~」 山田高誌(熊本大学)
10月25日(日)15:30~17:00
特別講演
「バロック演劇における歌う身体―修辞的なジェスチャー、絵画的な美、感情を彩るメカニズム、古レパートリー蘇演のための失われた伝統、あるいは新しい手法―」
ジークリット・トホーフト氏(演出家・振付師)
参加費 無料
申し込み いずれも不要
その他

この件に関するお問い合わせ先

野上記念法政大学能楽研究所 担当:渡部
TEL:03-3264-9815