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仁平典宏社会学部准教授が、日本社会学会第11回奨励賞を受賞しました

2012年11月15日

仁平准教授

仁平准教授

社会学部准教授で多摩ボランティアセンター長も務める仁平典宏氏が、11月3日(土)に札幌学院大学で開催された日本社会学会総会の第11回奨励賞にて、著書『「ボランティア」の誕生と終焉』で入賞し、表彰されました。

同賞は日本社会学会に所属する満40歳以下の研究者を対象に、将来性に富む優れた研究業績を顕彰するために設けられたもの。今回の受賞に関し、仁平准教授は次のようにコメントします。
「栄誉ある賞を頂き、心から感謝しております。本学の社会学部が、同僚と学生に恵まれた最良の環境だったため、執筆することができました。本賞は私個人に授与されたというより、本書の問いを共有する全ての人に向けられたものだと思っています。本書の知見を3・11以後の社会の分析に生かしていくことが今後の課題です」

著書『「ボランティアの誕生と終焉――<贈与のパラドックス>の知識社会学』(財団法人 名古屋大学出版会 2011年2月発行)は、日本における「ボランティア」言説の成立・変容過程を、明治後半から2000年代に至るまで知識社会学的に分析した作品。東日本大震災の発生に伴い「ボランティアとは何か」が改めて社会で問われる中で奉仕行為が生む贈与のパラドックスを明らかにし、高い評価を受け、同作品は今年3月の「平成23年度 損保ジャパン記念財団賞」も受賞しています。