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サイエンスカフェ「パワーとエネルギー」一周年営業(12/20)

2012年12月06日

ロウソクの科学‐熱と光
店長 法政大学自然科学センター 小池康郎

サイエンスカフェ「パワーとエネルギー」一周年営業(12/20)

3.11原発事故を受けて、サイエンスカフェ「パワーとエネルギー」を立ち上げ、早くも一年が過ぎました。「エネルギーについて専門家だけが考えるのではなく、エネルギーについての理解を多くの国民と共有する」そのような姿勢で始めたサイエンスカフェですが、幸いにも毎回多くの参加者を得、参加された皆様からは概ねご好評をいただいております。

この一年間、エネルギーについてのニュースは、ほとんど毎日のように飛び交いました。エネルギー政策についても、議論が定まらないまま、ふらふらとしています。今月16日に行われることになった総選挙でも、エネルギー政策が主要な論点となっています。でも・・・。国民の皆さんエネルギーをどれほど理解しているのでしょうか? いやマスコミの皆さん、政治家の皆さんも、エネルギーをどれだけ理解されているのでしょうと言ったら失礼でしょうか? でもそのようにも言いたくなるような、そんな状況です。

エネルギーをまず理解し、そしてエネルギー政策を、エネルギーを通して日本の将来像を皆で考えていく。そのような姿勢で始めた「パワーとエネルギー」、その重要性はますます向上している、そのように考える今日この頃です。

化石燃料の大量利用が始まった産業革命の時代、その中心にあったイギリスで、一般の人や子供たち相手に毎年クリスマス講演が行われていました。中心となった人物はマイケル・ファラディ。現代のエネルギー消費に欠かせない電気に関する基本理論を打ち立てた中心人物の一人です。ファラディが行ったクリスマス講義の最も重要なものが「ロウソクの科学」として今も親しまれています。ロウソクは当時人々が光を得るために利用していた最も身近なものでした。何かを燃して熱と光を得る‐これが人のエネルギー利用の原点です。したがって光と熱の科学は、エネルギーの科学の常に中心となる主題なのです。事実現在最重要な発電方法である火力発電は、熱を利用した発電法であり、また原子力発電も同じように熱を利用したものです。

今回はファラディの伝統を受け継ぎ、熱と光の科学を、参加される皆様とともに、クリスマスらしく楽しみながら考えていきたいと思います。どうぞお知り合いをお誘いの上、お気軽にボアソナードタワー9階まで足をお運びください。カフェの店員一同皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。



会     場 法政大学市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー9階 サイエンスルーム
日     時 2012年12月20日(木)午後7時より
店     長 小池康郎 法政大学自然科学センター
入  場  料 無料 どなたでも参加いただけます。
主    催 法政大学 自然科学センター
お問い合せ TEL:03-3264-4142(自然科学センター) E-Mail:koike@hosei.ac.jp