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サイエンスカフェ「パワーとエネルギー」5月営業

2012年05月11日

ガスを利用したパワーとエネルギー ~燃料電池は小さな発電所~
東京ガス 中央支店 副支店長 山﨑由喜氏

サイエンスカフェ「パワーとエネルギー」のご案内です。今回は東京ガスから山﨑由喜氏を客員店長にお迎えして、ガスを利用した燃料電池のお話をしていただきます。
エネルギーといえば電気が連想されますが、少し考えれば電気だけがエネルギーではないことに皆さん気が付くでしょう。そう家庭でも電気以外にガスを利用しています。事実資源エネルギー庁が公表しているデータに基づきますと、日本の家庭で消費するエネルギーのうち、震災前でも電気は平均してほぼ半分の50.5%、都市ガスが20.6%、LPガスが10.2%と、ガスが占める割合はかなり高いことがわかります。またエネルギーは家庭だけではなく、工場、会社、商店、学校、交通などでも大量に消費されますが、日本の最終エネルギー消費に電気が占める割合は、約23%にすぎないのです。電気以外のエネルギー源も工夫して使うことの重要さがわかるでしょう。今回はガスを有効に利用するためのアイデアを客員店長の山﨑様から頂ければと、常任スタッフも楽しみにしています。
以下山﨑様からの文を少し省略して掲載します。ぜひお誘いあわせの上、お気軽にご参加ください。実験を取り入れた、楽しいお話になると思っています。

サイエンスカフェ「パワーとエネルギー」5月営業

  1. 水は電気で水素と酸素に分解できますが、逆の反応で水素と酸素から発電できます。
  2. 反応に必要な水素は都市ガス(=メタン)を改質することで得られます。
  3. 燃料電池の化学反応式と火力発電(天然ガス等の燃焼)の化学反応式は良く似ていますが、発電のプロセスが異なり、燃料電池は高いエネルギー変換効率を実現します。
  4. 燃料電池では、熱も活用できますので、エネルギーのさらなる効率化が図れます。
  5. 燃料電池キットを使って水素と酸素から電気ができることを体験しましょう。
  6. 燃料電池、太陽電池・太陽熱利用システム・風力発電等のシステムが家庭で相互に連携しますと、効率のさらなる最適化が図れ、エネルギーを供給する立場にもなれます。マンションやビル、さらに地域全体で自律的にエネルギーの効率化を図りますと、エネルギーの地産地消を実現することが期待されています(スマートエネルギーネットワーク)。




場    所 市ケ谷キャンパス ボアソナード・タワー9階 サイエンスルーム
日     時 2012年5月29日(火)午後6時半より
店     長 山﨑由喜氏 東京ガス株式会社 中央支店 副支店長
入  場  料 無料。どなたでも参加いただけます。
お問い合せ 電話:03-3264-4142(自然科学センター)  メール:koike@hosei.ac.jp